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未邦訳ゲームブックシリーズ

シリーズ第35巻
アドベンチャーゲームブック
「闇の短剣」
原題「Daggers of Darkness」

ルーク・シャープ 著
浅田豊健 訳




表紙イラスト おかな(おかなのしるし)


カザン-ハン国の大地が風雲急を告げる。


暗黒大陸クール南西部に広がる騎馬民族の大地、カザン。だがこの大いなる国に今危機が訪れていた。統治者である可汗の死後、邪悪な大臣チンギスが正当な後継者候補である選太子達を抹殺して王位を簒奪すべく陰謀を張り巡らし始めたのだ。選太子の一人である君はチンギスの刺客に襲われた所を大魔法使いアストラガルによって救われたが手傷を負う。その傷を負わせた短剣はチンギスによって作り出された死魔の短剣と言い、その剣でチンギス自身を刺し返す以外に助かる道はない。果たして君はチンギスを討って闇の短剣の呪いを解き、カザン-ハン国を救えるだろうか?

中世モンゴル帝国をモデルにしたカザン-ハン国が舞台。「サムライの剣 Sword of The Samurai」「血渦恩仇録 The Crimson Tide」と並ぶ通称FFアジアもどき三部作¢謫弾、ついに登場! 御期待下さい。

・ゲーム内容
選択式のアドベンチャーゲームです。番号1番から読み進めて主人公の行動を選択し、指示された項目へ進んで下さい。そうして最終目的を達成すればゲーム終了。最初のうちは敵との戦闘に破れて敗死したり選択を誤って冒険を失敗する事でしょう。その時は再び1番からスタートです。
本書では「毒」という独特のシステムが追加されています。主人公の体は敵の襲撃によって毒に侵されており、戦闘や体に負荷のかかる行動を取ると毒の数値が増え、これが一定の数値に達すると死亡します。

・主な登場人物

「君=主人公」
カザン-ハン国の選太子の一人。選太子とはカザン独特の王位継承候補で、血族による世襲ではなく、国内各部族で特定の試練を乗り越えた勇者達のみが獲得する資格。
選太子の掟に従ってクール大陸各地を冒険中にチンギスの刺客に襲われ、そこをアストラガルに救われた。暗殺者の振るった死魔の短剣の毒に侵されており、それでチンギスを刺し返さない限り命はない。果たしてチンギスを打ち破って王位につく事が出来るだろうか?

「アストラガル」
クール大陸南西部で活動する善の魔法使い。チンギスの刺客に襲われた主人公を助ける。シリーズ30巻「悪霊の洞窟」でもゴラク王国におけるオルガズ復活阻止に大きな役割を果たし、今回は善の魔術師団のリーダーとして、同志達と共にカザン−ハン国の危機に立ち向かう。

「アダナ・ブロッサ」
カザン人の女でベシバリク略奪団の一員。アストラガルの情報網の一つとしてつなぎ役を務める。

「ベシバリク」
ベシバリク略奪団の頭。

「マンドレイク・ウルフベイン」
カザンの都シャラバスに店を構える鞍と錠前の職人。アストラガルの情報網の一員。

「ジェロニカス」
通称「うっかり魔術師」。アストラガルの兄弟分にして魔術師団の一員。

「アルキス・フィアスライサー」
ゴラク王国の地下に住む盲目の種族、ガッドン人の戦士。暗闇での戦闘法である感覚戦闘の達人。「悪霊の洞窟」でもオルガズ軍に抵抗して戦った歴戦の勇士。

「メハン・ナ・デュア」
チンギスの娘。父と共にカザン−ハン国の王位簒奪を目論むのだが…。

「チンギス」
カザン−ハン国の重臣だが、先代可汗の死を契機に選太子達を皆殺しにして王位を奪う為の陰謀を張り巡らせる。今はマムリク族や死霊術師を操ってカザンの各地に厳戒態勢を引く。