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未邦訳ゲームブックシリーズ


アドベンチャーゲームブック
「夜よさらば」
原題「DEAD OF NIGHT」
ジム・バンブラ&スティーブン・ハンド 共著
N・エベッツ 訳

書き下ろし表紙イラスト
おかな(おかなのしるし)

退魔師vs魔王子、宿命の対決。

FFタイタン世界において魔界の支配者と位置付けられる魔王子。その一人蛇魔人・ミュールが主人公の退魔師に復讐を挑んできた。誘拐された主人公の両親と、悪魔の軍勢に襲われるガランタリア北部の運命やいかに?


・ゲーム内容
選択式のアドベンチャーゲームです。番号1番から読み進めて主人公の行動を選択し、指示された項目へ進んで下さい。そうして最終目的を達成すればゲーム終了。最初のうちは敵との戦闘に破れて敗死したり選択を誤って冒険を失敗する事でしょう。その時は再び1番からスタートです。
本書では他のFFゲームブックとは違っていくつか新しいシステムが追加されています。

・新システム
【邪悪点】
主人公は首都ロイヤルレンドル聖騎士団の一員として修行した僧形の退魔師である為、その行動が戒律によって縛られます。一部の特殊能力を使ったり聖職者にあるまじき行動(難儀している人々を見捨てるなど)を取るとこの邪悪点が増加し、後々の冒険に様々な影響を及ぼします。

【特殊能力】
主人公は長年の修行によって習得した退魔師としての特殊能力を持ち、本文中で指示された時はこれらを使用する事が出来ます。冒険を始めるにあたって以下の中から使える能力を3種類選択して下さい。
「亡者祓い」
ゾンビや幽霊などの亡者(いわゆるアンデッドモンスター)を追い払ったり滅ぼす力です。
「闇のベール」
特殊な霊気を身にまとって、短時間の間ですが邪悪な存在から姿を見えなくする力です。ただしこれは元々悪魔の使う能力を真似て編み出した術なので、使うと邪悪点が増加します。
「治療」
特殊な薬草の調合によって様々な病気や怪我を治療出来ます。
「聖なる結界」
地面に特殊な円を描く事で悪魔の進入出来ない結界を作り出します。
「瞑想」
瞑想を行う事で守護神と交信を行い、様々な助けを得る力です。ただし瞑想中は無防備なので邪魔されない安全な場所で実行する必要があります。
「悪魔感知」
半径6メートル以内にいる悪魔の存在とその種類を感知する事が出来ます。
「悪魔語会話」
悪魔の言葉や文字といった言語を理解する事が出来ます。

・ストーリー
タイタンに邪悪と混沌を広めるべく暗躍する魔界の悪魔達。魔王子と呼ばれる7人の魔人に率いられる悪魔達は何者をも恐れない。だが、そんな彼らも恐れる一人の人間がいた。旧世界と呼ばれる大陸の文明最先端の地ガランタリア王国であらゆる悪魔を狩り、滅する事に人生を掛ける退魔師。人々はその者を「デーモンストーカー」と呼んだ…。
魔王子の一人である蛇魔人ミュールは人間界征服の為に様々な策謀を行ってきたが、そのことごくをデーモンストーカーによって阻止された。業を煮やしたミュールは卑劣な手段によってデーモンストーカーに復讐を行う。デーモンストーカーの両親を誘拐し、その故郷クロウフォードをはじめとするガランタリア北部一帯に様々な厄災を撒き散らしたのだ。その事を知ったデーモンストーカー(読者の分身です!)は都ロイヤルレンドルの聖騎士団砦に暇を告げ故郷へと向かうのだった…。

・登場人物
「デーモンストーカー」
本作の主人公。ガランタリア北部の農村クロウフォードの農民の子でしたが、幼少時に兄を悪魔に殺されて自身も殺されかけた所を村の聖職者ブランナーに救われました。以降、退魔師への道を歩み、ロイヤルレンドル聖騎士団の厳しい修行に耐えて数々の特殊能力を習得し、悪魔狩りに人生を掛けます。ミュールの人間界侵攻を度々阻止してきましたが、その結果両親を誘拐される事に。果してミュールを倒して両親を救い出す事が出来るでしょうか?

「主人公の両親」
クロウフォード村の農民。デーモンストーカーの両親である事から魔王子ミュールに目を付けられ誘拐されます。果してその行方は?

「シャリーナ」
クロウフォード近くに住む霊媒師の女性。主人公の旧知で、その霊力を頼りに助力を求められるのですが…。

「ブランナー」
クロウフォードに住んでいた聖職者。主人公がかつて悪魔に襲われた所を救った退魔師でもあります。故人。

「冥府魔術師団」

「策略の神ロガーンの従者」

「蛇魔人ミュール」
魔界の支配者の一人。特に狡猾な罠や策略を用いて邪悪な目的を達成する事を好むとされ、かつてその謀略を以って大陸を一つ沈めた(シリーズ19巻「深海の悪魔」の舞台になったアトランティス)という武勇伝の持ち主。ガランタリア征服作戦を度々邪魔された報復にデーモンストーカーの両親を誘拐しました。

このゲームブックには二つのクリアエンディングが存在します。