2011年6月12日
ゲームマーケット2011春発行


ゲームブック研究本


「地獄の館解体真書」


浅田豊健 訳著
(雑誌版「地獄の館」はスティーブ・ジャクソン著)




表紙イラスト おかな(おかなのしるし)


「地獄の館」とは本来二つで一つのゲームブックだった!


かつて日本の社会思想社教養文庫にて翻訳され、後にホビージャパンで新約されたシリーズ初期の佳作「地獄の館 House of Hell」は今でも多くのFFファンの記憶に残る。だがこの本は同時に多くの謎や矛盾も残した。なぜ恐怖限界点が最低数値の7ではクリア出来ない不備が発生したのか? クリスナイフを入手する合言葉がなぜ「殺人」なのか? なぜあのように陰湿なデッドエンドエリアが設けられたのか? そして何よりも、最後に倒すべき「真の主」がなぜ伯爵ではなく執事だったのか?
その謎の答えの多くは日本でこれまで翻訳公開されなかった「雑誌版 地獄の館」にあった。実はこの本には本家英国版「ウォーロック」第3号で一足先に公開された項目数185の短編別バージョンが存在しており、それと後に増補改定した書籍版によるメディアミックスを狙って出版されたものだったのである。雑誌版と書籍版、「地獄の館」とはその二つを揃ってプレイせねば真の醍醐味を味わう事は叶わない。
今、日本においてもついに「雑誌版 地獄の館」が翻訳されて、その真の醍醐味と謎解きを知る時が来た。「地獄の館27年目の真実」が本書の中にある。


・本書の内容

雑誌版 地獄の館

雑誌版「地獄の館」解析研究

書籍版「地獄の館」解析研究

館の部屋の名称について

書誌その他諸々について

あとがき