2009年8月15日
コミックマーケット76新刊予定


未邦訳ゲームブックシリーズ


シリーズ第44巻
アドベンチャーゲームブック
「影の戦士の伝説」

原題「Legend of the Shadow Warriors」

スティーブン・ハンド 著
N・エベッツ 訳




表紙イラスト おかな(おかなのしるし

影の戦士 地獄のお馬を走らせて 木を引き抜いては石を壊し 御主人様を探してる

旧世界北部諸国を巻き込んで多大な戦災をもたらした四王国戦争はついに終わり、魔術師タンタロンが身命を賭して見つけ出した新王の下でガランタリア王国は戦後復興に沸きかえっていた。だが、王国の中でも僻村カーンステインだけは恐怖のどん底にあった。伝説の妖怪「影の戦士」の一団に襲われて次々に村人達が犠牲になっていたのである。それでも影の戦士とはガランタリアの子守唄に出て来るお化けに過ぎず、多くの人々はその話を信じてはくれなかった。カーンステインの村人達は、四王国戦争の勇士にして退役後は冒険者となっていた主人公が最後の頼みの綱とばかりに影の戦士退治を依頼する。果たして影の戦士の正体とは? そしてその裏に隠された旧世界の命運をも左右する恐るべき歴史とは?

シリーズ後期の代表的作家スティーブン・ハンドのガランタリア3部作第2弾。「魔術師タンタロン12の難題」の後日を舞台に描いた代表作ここに訳出!

訳者注:この作品の英語原書にはゲームの進行上致命的となるバグや不備が多数存在します。本書の翻訳にあたってはそれらのバグ修正及びゲームをよりプレイし易くする為、内容を大幅に改訂・脚色した部分がある事を御了承下さい。


・ゲーム内容
選択式のアドベンチャーゲームです。番号1番から読み進めて主人公の行動を選択し、指示された項目へ進んで下さい。そうして最終目的を達成すればゲーム終了。最初のうちは敵との戦闘に破れて敗死したり選択を誤って冒険を失敗する事でしょう。その時は再び1番からスタートです。


・主な登場人物
「キャプテン=主人公」
ガランタリアの元軍人。四王国戦争で軍功があり、通称「キャプテン」というあだ名で呼ばれてきた勇者。戦後は除隊して冒険者となっており、4年ぶりに戻ったロイヤルレンドルでカーンステインの農民達から影の戦士から村を守って欲しいと依頼される。

「メンドカン」
カーンステイン出身の農民。村が5人の影の戦士に襲撃されており、助けを求めにロイヤルレンドルへ上京したが誰からも信じてもらえず難儀していた。主人公の事を聞いて村を助けてくれるように依頼するが…。

「バートルフ」
ロイヤルレンドルのヤクザな博打うち。酒場で主人公に勝負を挑む。

「クインズベリー・ウォード」
ガランタリアの主席徴税官。久しく都を離れて税金を滞納していた主人公を追い回す。

「隠者・ハミカス」
郊外に住む隠者。深い知識を持った賢人で主人公に影の戦士とヴォイヴォッドの事を教える。7年前に息子と死別したのだが…。

「コリン」
ゴーントに住む女性。正体不明の狂気に包まれた都市で一人逃亡しているが…。

「エニアン」
ゴーントの市長。だがその正体は…?

「ドリームサーカスの一座」
ガランタリア各地を回るサーカス団。道化の女が座長を務める。彼らの通った後で不気味な事件が起こるようだが…?

「数秘学者・パルクリーサス」
シャタックに住む数秘学者。生まれつき盲目だが、数学によって未踏の地域の図を描く能力と未来を見通す心眼の持ち主で、ヴォイヴォッドと影の戦士の復活を予見して貴重な資料をのこしていた。探索に出て行方不明となっている。

「ヴルフ」
ガランタリアの元軍人で四王国戦争では主人公の戦友だった。謎の怪物ハグウォーツに襲撃されているハスティングスの町で防衛の指揮を執る。

「ウルザ」
かつて胸に杭を打ち込まれて倒された吸血鬼だったが、大地の腐敗によって復活した。杭を打ち込まれても首を刎ねられても死なない身となり、ヴァンパイアを超越した「ワンファイア」と称する。ハグウォーツを従えてハスティングスを攻撃している。

「ウッガモンゴ」
魔女の牙連山最強の種族と自称するオークの部族「ブラックスコーピオン族」族長。主人公を捕らえたにも関わらず妙に好意的なのには理由があるようだが…?

「コーデルウェルシュ博士」
見捨てられた都市クンブルサイド近くの塔に住む精神科医の女。何か恐ろしい実験をしているようだが…?

「緑のジャック (ジャック・イン・ザ・グリーン)」
古代の王と称する植物の精霊。神々の使者として主人公を大地の母の勇者とし、その冒険を導く。

「角ある神」
大地の母と共に大地を統べる神。かつて2000年前にヴォイヴォッドと戦うが滅ぼす事が出来ずに封印した。ヴォイヴォッドの復活に際して主人公へ運命の槍を託す。

「影の戦士」
ガランタリアの童歌に歌われるお化けだがその歌は事実であり、彼らは封印された主ヴォイヴォッドを捜し求めてガランタリア各地で殺戮を繰り広げていた。ヴォイヴォッドの魔力で生命を与えられた超自然の存在で、主がいる限り倒されてもしばらくしたら復活する。全部で5人おり、それぞれが独自の特殊な戦闘術を駆使する。

「ヴォイヴォッド」
2000年前の邪悪な専制君主。人であることを捨てて死そのものとなり、旧世界各地で大虐殺を繰り広げた。大地の母と角ある神でさえ死そのものであるヴォイヴォッドを殺す事は出来ず封印する事しか出来なかった。影の戦士達の手によって解き放たれた後、死者の軍勢を立ち上げて生者の世界を制圧しようとしている。


詳細は後日追って公開していきます。