2011年11月27日
ゲームマーケット2011秋発行


未邦訳ゲームブックシリーズ

シリーズ第37巻
アドベンチャーゲームブック
「災厄の門」
原題「Portal of Evil」

ピーター・ダーヴィル-エヴァンズ 著
浅田豊健 監訳




表紙イラスト おかな(おかなのしるし)


ゴールドラッシュの雲高山脈に何が起こったのか?


クール大陸の雲高山脈とムルブズ湖・クレインカステルの一帯では、金鉱が発見されてゴールドラッシュに沸き返っていた。数多くの山師や鉱夫、それに付随した商売を当て込んだ者達が一気に押し寄せて、この地域はそれまでと完全に様子が変わって賑やかになったである。だがある日、原因不明の異変がこの辺りに襲い掛かった。隷属戦士と呼ばれるゾンビめいた心なき怪物の一団や、太古の昔に滅びたはずの恐竜達が現れて集落や鉱山を襲撃し始めたのである。生き残った主な鉱山主やクレインカステルの辺境伯達は事態解決の為に外部からの援軍を求めて、多くの冒険者達も招かれた。主人公もその一人である。噂では欲深い鉱山主の一人が鉱脈を深く掘りすぎて、地底に眠る邪悪な何かを掘り出してしまったのが原因ではないかという。果たして隷属戦士や太古の生物達を地上に送り出した厄災の原因とは何なのか? そして事件の解決方法とは…?

ホラー作品として日本の読者に衝撃を与えたシリーズ25巻「ナイトメアキャッスル Beneath Nightmare Castle」の著者ピーター・ダーヴィル=エヴァンスが送る、エヴェンス3部作第2弾が登場。前作とは打って変わった物語背景とゲーム構造を持つ佳作が再び日本の読者を魅了する。エヴァンスがゲームブックの筆を執って、我らを失望させる事はない!


・ゲーム内容
選択式のアドベンチャーゲームです。番号1番から読み進めて主人公の行動を選択し、指示された項目へ進んで下さい。そうして最終目的を達成すればゲーム終了。最初のうちは敵との戦闘に破れて敗死したり選択を誤って冒険を失敗する事でしょう。その時は再び1番からスタートです。


・主な登場人物

「君」主人公
クール大陸を放浪する戦士。鉱山主グロテンに依頼された戦士の一人で、この辺りに起こった異変の原因を調査に来た。

「ガータックス」
鉱夫達のリーダー格で、隷属戦士に襲撃されぬよう人々を非難させてレジスタンスを組織する。

「魔術師」
ムルブズ湖に数百年住んでいると言われる正体不明の魔術師。深い知識と知恵の持ち主。

「グロテン」
鉱山主の一人で主人公の雇い主。山岳地帯一帯で起こった異変の原因を調べる為に辺境伯と共に対策を講じる。事件を解決した者には、その体重と同じ重量の金塊を与えると宣言した。その来歴には秘密があるようだが…。

「辺境伯」
クレインカステルの領主で、ゴールドラッシュに乗じて金の採掘者から税金を徴収し始める。が、思わぬ異変の発生により、グロテンと組んで事件の解決に乗り出す事になった。

「アズゥドラツ」
金の精錬を手掛ける為にホーファクに雇われた錬金術師。錬金術師としての技量は優れているようだが、精神に異常をきたしているようで…?

「アンクィス」
異世界の女王。男顔負けの戦闘能力を持つが、ホーファクによって囚われの身となり、結婚しろと強要されている。

「デュアリン」
ホーファクの相方だった人間だが、行方不明となる。

「ホーファク」
雲高山脈に入った鉱山主の一人。欲張って坑道を深く掘り過ぎた事から、太古から眠る邪悪な力の根源を解放してしまう。自らもその力に魅了され…。

「門」
今回の災厄の根源となったらしい存在。果たしてその正体は?