×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。


発売中


未邦訳ゲームブックシリーズ

アドベンチャーゲームブック
「サルダス包囲網」
原題「SIEGE OF SARDATH」
キース・P・フィリップス 著
浅田豊健 訳

闇の軍勢の包囲を突破せよ。

アランシア北部にある夜の森では数多くの生き物が共生してきた。だが最近、闇エルフの軍勢が森に現れて通り道が遮断されてしまったのだ。森の南東にあるグリムンドの街と北の湖上都市サルダスはすでに何週間も連絡が取れない。あなたは闇エルフの包囲網を突破し、夜の森にふたたび平和を取り戻す事が出来るだろうか?

この本はクリアルートの複雑さにおいてはシリーズでも1.2を争う「難解な傑作」と呼ばれています。「モンスター誕生」と双璧とも言われる複雑な「真の道」を発見出来るでしょうか…?

・本文サンプル



君は座ったまま、モーンが言ったばかりのことに体を強張らせて一瞬途方に暮れた。彼が君の左拳を持ち上げ評議会章印指輪を指から抜いたときになって、君は我が身の危険を悟る(冒険記録紙の所持品欄に指輪を記入してあったなら消しておくこと)。蹴りを繰り出すがモーンは背後に飛び退いた。
「これで貴様の指輪は私のものになったわけだ」彼が言う。「私は貴様になりすましてグリムンド評議会を説得し、住人どもを確実な死地となる森へ踏み入らせてやるのさ」彼がどんな魔法を身につけているか確信できないので君は用心深く彼に向かって進む。その途端、邪な変身が起こった。彼の上着の背中が膨れ上がり、コウモリのような巨大な翼が二つ出現したのだ。彼は翼を大きく広げると、偉大なるパワーを召喚するかのように両腕を掲げつつ前へ踏み出す。徐々に黒色に染まり手には鉤爪が生えてきた。「貴様の知識と機転をもってすれば生きて森を通り抜けることができたやもしれぬ。だがもう遅いわ」君を攻撃しようと手を伸ばしてくる。剣を抜いて戦う(三八一へ)か、身をかわして逃げる(三九八へ)か?

六七
スリックの一人が少しだけ前進する。宝飾品で飾りたてていることからして族長に違いない。彼が他のスリックに手振りをするとスリックたちは武器を掴んだ。そのうえで族長は君に向かって手振りをしつつガアガア鳴く。敵対的ではないが特に友好的なわけでもなさそうだ。族長は手近のスリックに自分の槍を持たせて剣を抜いた。地面を指差して耳障りな鳴き声をたてる。まず君を、つづいて自分を指差した。慎重な行動を要する、非常に微妙な状況だ。剣をボートの底に置いて族長のほうへ漕ぎ寄せる(五二)か、一対一の決闘を受ける合図として剣を抜いて構える(一四七へ)か?

一五〇
君は振り向きざまに亡霊から逃げ扉へ駆け寄る。招来の合図を試みたが扉は閉じたままだ。後ろでコーヌ・ワイチの声が聞こえる。「そう簡単に逃がしてくれるとでも思ったか?」亡霊は石棺から漂い出て君に接近してくる。どこかに逃げ道はある…はず…だ…

二三三
…壁の一部が横滑りしてローブを着た人物が踏み出てきた―格上の魔道師だ。君は雷光球の戦果を勝ち誇るように彼の前に立ちはだかるが、相手は動揺しない。「貴様は森エルフどもを手引きし奴隷を解き放ったが、私の力は貴様の想像以上だ。見習い魔道師たちを倒してくれたが、あの者達は簡単に取り替えがきくわ。コリアンサスめの心の奥深くまで私は調べてある。まもなく奴の力を利用し地上世界を闇で覆うこともできようて」…